天ぎらず

 さて、どこから本題にはいりましょうか。
 アンギラス……てのは、駄目ですね。こんなやつ。
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 では、そもそもから。
 先日、超豪華天狸朧月見鯛蒲蕎麦を食したのです。「狸」の時点で「蕎麦」確定ですが、関西以外の読者もいますから、白い白馬ではないでしょう。要するに。天婦羅と油揚げとトロロ昆布と生卵と鯛蒲鉾を入れた蕎麦です。スーパーの小麦粉の塊りの1袋28円ではなく、半生の98円の蕎麦を使った贅沢な一品。蕎麦汁は開栓後1年を経過した(ちょっと酸っぱいのは……?)豪華絢爛な一品。
 鯛蒲鉾は1/4ほどを飼い猫に与えて、油揚げの残りは後日に酒の肴に。でも、天婦羅が余りました。
 太、思いついたのです。これって、「おにぎらず」のタネにならね?
 ちょろっこい海老天をのっけた小さなおにぎりが、「天むす」とか称して、けっこうなお値段です。下の画像は名古屋の駅弁で税別678円とか。
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 しかし、麺タネの天婦羅で「おにぎらず」を作れば――という流れです。

 ドグヮジャアアン!
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 長期保存可能な天婦羅が3枚で100円ちょっと。
 1枚ものの海苔にご飯を敷いて、天婦羅を乗せて天つゆを掛けて。
 さらにご飯をトッピング。

 お昼ご飯にいただきました。天婦羅の衣はしんなりで、海老はカリポリです。
 安上がりです。美味です。拙の「美味」メーターは高感度です。簡単に振り切れるのです。
 ていうか。味と価格はログスケールの関係だというのが、拙の持論です。値段が倍になったかて、ほとんど違いはわかりません。拙はグルマンでも美味しんぼでもありません。値段が10倍になると、さすがに「これは美味い!」と感じます。生涯に一度だけ、帝国ホテルで1万円の寿司(おまかせ)を食しました。クリビッテンギョーなくらい美味でした。でもねえ……千円の寿司を10回食べるほうがいいです。それとも、1万円あれば飛田新地、いえ、なんでもないです。

 まあ、お昼ご飯におにぎらずひとつてのもさびしいので。もいっちょ。
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 ………………食べ過ぎました。
 ちょい昔には、紙飛行機でばんぱく公園に出陣するときは、500gの爆弾オニギリを持ってったこともあったのになあ。三種の具で馬鹿でかい真ん丸なおにぎりを三つ作って、強引に合体させて一枚物の海苔でも包み切れなかったという。
 そのとき、小学校高学年の息子は350g、二つ下の娘は300gでしたっけ。

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